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2013.02.11 Monday

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2011.07.30 Saturday

栽培植物と農耕の起源

評価:
中尾 佐助
岩波書店
¥ 777
(1966-01-25)
コメント:読むべし!!

 震災後まだ、普通の番組が放送されていない頃にジブリの特番があってその中で紹介されていました。
興味本位で読んだのですが、なかなかどうして奥が深い。

宮崎駿氏が環境問題を憂い風の谷のナウシカを生みだし、大地を踏みしめる事の意味を考え、天空の城ラピュタを生みだしたその軌跡の一部を考えて想像し作品を見てみると深みが増でしょう。

私の文章よりも著者による前書きを読んでもらった方が伝わると思うので、いくつか引用してみます。

人類はかつて猿であった時代から、毎日食べつづけてきて、原子力を利用するようになた現代にまでやってきた。

中略

人類は、戦争のためよりも。宗教儀礼のためよりも、芸術や学術のためよりも、食べるものを生みだす農業のために、一番汗を流してきた。
-前書きより引用

正にその通りであり、当たり前のことであるが、普段それを意識することは少ない。
現代の文明を否定しているのではないが、今のシステムが完璧なものだとは思わない。
一部の人間が富を独占するような仕組みがいいとも思えない。

農業を文化としてとらえてみると、そこには驚くばかりの現象が満ちている。
ちょうど宗教が生きている文化現象であるように、農業は生きている文化であって、死体ではない。いや、農業は生きているどころではなく、人間がそれによって生存している文化である。
-前書きより引用

そう農業を文化ととらえる考え方は私にとって斬新でそれでいてしっくり来るように感じる。

こういった本を読むことで思うことは千差万別だが、まずは知ることが大事なように思う。

まず、知らないと考えようが無い。

多くの知識を自分なりに消化しごった煮して自分なりのスープを作っていけばいい。

本書は農耕に焦点をあて、文化としてとらえ、植物学的な視点で構築してあるが、随所にあるその土地の歴史や生活などほのかににおわせるあたりが、魅力的な読み物に感じる要因になっている。

読みにくいとレビューされている方も多々いらっしゃいますが、私的には全然読みやすいよりの文章でした。








2013.02.11 Monday

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