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2013.02.11 Monday

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2012.04.08 Sunday

国盗り物語

 国盗り物語


大きく二部構成の本作、前編は蝮と呼ばれた斉藤道三、後編は織田信長、明智光秀を軸に四冊で構成されている。

JUGEMテーマ:読書

斉藤道三ですが、基本的に戦国時代に興味がなかったのでイメージすら持っていなかったのですが、戦国時代の幕を開けた人物といってもいいでしょう。

僧、油売りを経て国持大名になったという、正に下克上の人だ。


天下を夢見て国持にまで成ったが、天下を取るには人生は短すぎた様だ。

信長の様に、国持からスタートしていたら天下は道三のモノだったであろう。


斉藤道三と織田信長に共通するのは、既成概念の破壊だ。


道三は元僧というだけあって神仏の権威を利用し、信長は完全に否定した。


信長と対立した宗教組織は本願寺が主たるものだが、この頃の本願寺の思想は親鸞の思いとはかけ離れていた。

仏教でありながら一神教の様な性質を持っているところが興味深いところではあるが・・・

後に家康が西と東に組織を分けそれぞれを対立させることにより勢力を相殺した。

余談ではあるが、この作品に登場する家康は爽やかで好感が持てる、後の権謀家の影もないw


古今東西、組織というものは最初の何代かは創始の思想を受け継ぐが、絶対的と言っていいほどに腐敗する。

現在の言葉で言えば官僚化するのだ。

基本的に人類の歴史はその繰り返しだ、お隣の中国をみると大体300年おきに皇帝が変わっている、すなわち革命が起きる。



日本という国の希有なところは、徹底した血統主義があるだろう。

実権はないとはいえ天皇家を温存した。

中国で革命が起きると一族皆殺しが基本だが日本では希だ(ないこともないが・・・)


ちょっと話がそれた。


そして明智光秀だ、光秀は信長の嫁の従兄にあたる。

幼い頃より、道三に可愛がられ教養を身につけるが、道三没落の後は浮浪の浪人となる。


光秀と言うと、「明智の三日天下」しか連想できなかったが、司馬遼太郎はこの人物が好きなのだろう、描き方が好意的だw

私の主観を言うと、「空気が読めない人」となる。


しかし後世から見ると歴史は結果論でしかない、その時代の流れにいる彼らは駒ではなく個々の人生を持った一人の人間なのだ。

少し興味が出てきた。


2013.02.11 Monday

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